介護食のエキスパートである「介護食士」に関する情報を紹介しています。身体介護だけでなく、他の角度からも高齢者を支えたいと考えている介護士はぜひ参考にしてください。資格を活かして転職する方法も紹介しています。
高齢者に食事を提供するための適切な食事形態に関する知識や技術を証明する資格が「介護食士」です。昔と比べて食事形態のバリエーションが増えてきたことから、介護食のプロである介護食士の需要も伸びてきました。
介護食士は1級から3級まであります。資格を取得するためには「介護食士講座講習会」を受講した上で試験に合格する必要があります。試験内容は筆記と実技に分かれており、60点以上の得点で合格となります。
介護食士と混同しやすいのが「介護食アドバイザー」です。介護食士は介護現場で働く介護士がスキルアップのために取得するケースが多いのに対して、介護食アドバイザーは在宅介護のために一般人が取得することが多いようです。
介護食士の資格を取得することで介護食に関する専門的な知識や技術を得られます。あくまで資格の一種なので介護食士という職業があるわけではありませんが、この資格があれば活躍の場を広げることができます。