「食」から高齢者を支える<介護食士>

介護士の転職活動の流れ

食で高齢者をサポート

介護食のエキスパートである「介護食士」に関する情報を紹介しています。身体介護だけでなく、他の角度からも高齢者を支えたいと考えている介護士はぜひ参考にしてください。資格を活かして転職する方法も紹介しています。

まずは転職活動の流れを確認

まずは転職活動の流れを確認

求人探し

転職活動の大まかな流れを紹介します。まずは求人を探す必要がありますが、方法はいくつかあります。代表的なのはハローワークで探す方法ですが、それ以外にも就職説明会などのイベントに参加、知人からの紹介、直接の問い合わせ、求人サイトの利用などがあります。しかし、働きながら転職活動をする人は時間が取れずどの方法も難しいかもしれません。求人を探す際に最も効率的な方法として挙げられるのが、転職者に代わって求人を探してくれる「転職エージェント」の利用です。それぞれの方法ごとに特徴が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。

自己分析

次に自己分析をしましょう。転職活動の悩みで多いのが、「書類選考に通らない」「志望動機を上手に伝えられない」「自己アピールが苦手」といったものですが、これらを解決するのが自己分析です。自分の強みを明確にするためには、これまでの経験を整理する必要があります。冷静に自己分析をすることで、自然と自分の強みが見えてきます。

応募書類の用意

転職活動がはじめての人は応募書類の準備に苦労するかもしれません。応募先に提出する書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2つです。履歴書は採用担当者が応募者のことを知る手がかりとなる重要な書類です。介護士の転職でありがちなミスとしてよく挙げられるのが、資格欄の書き方です。例えば、「ケアマネジャー」と通称で書いてしまうとあまりいい印象を与えません。きちんと「介護支援専門員」と正式名称で記載するようにしてください。職務経歴書には、これまで「どのような施設で」「どのような業務を」「どのくらい」やってきたかを記載します。自分をアピールするために長々と書いてしまいがちですが、あくまで相手から見て分かりやすい簡潔な文章を書く意識を持ちましょう。

面接

面接の際は、絶対に遅刻や忘れ物をしないように注意してください。油断せず、面接用の服や持ち物は前日までに準備しておきましょう。面接時には必ず志望動機と前職の退職理由を聞かれますので、スムーズに答えられるようにしておいてください。退職理由を伝える際は前職を批判するのではなく、前向きな内容になるように工夫しましょう。

退職手続き

内定が決まった後は今の職場の退職手続きが必要です。自分の仕事をしっかり引き継げるようにスケジュールを組んでください。仕事で得た知識や経験だけでなく、これまで築き上げた人脈が今後の人生で大いに役立つ可能性もあります。トラブルにならないよう、円満退職を心がけながら退職の準備を進めていきましょう。

ニーズが高まっている介護食に興味があるなら